「明日からまた弁当作りか…」と憂鬱になっていた頃
こんにちは、進化系おじさんです。
高校1年生の娘の弁当作りを始めて、もうすぐ1年になります。妻からモラハラ夫だと言われたあの日から、少しでも信頼を取り戻したくて始めた朝の弁当作り。最初の1ヶ月は本当にきつかったです。
朝5時半に起きて、冷蔵庫を開けて「今日何作ろう…」と固まる。冷凍庫から肉を出し忘れて解凍待ち。フライパンを出すついでに調味料を探して引き出しをガサゴソ。気づけば娘が「お父さん、まだ?」と起きてくる。
正直に言います。最初の頃は、毎晩寝る前に「明日も弁当か…」と憂鬱でした。
同じように「妻の負担を減らしたい」「子どもの弁当を作ってあげたい」と思って始めたのに、続かない父親は多いんじゃないでしょうか。
弁当作りは「朝の料理」ではなく「前日までの仕組み」で決まる
1年やってきて、はっきりわかったことがあります。
朝のお弁当作りは、朝の料理スキルでは決まらない。前日までの仕組みで9割決まる。
料理が上手いかどうかじゃないんです。朝5時半に判断することを、いかに減らしておくか。これが続くかどうかの分かれ目でした。
考えてみてください。朝起きて眠い頭で「何を作るか」「何から作るか」「道具はどこか」「材料はあるか」を全部考えるのは、ハードモードすぎます。妻が毎朝これをやっていたかと思うと、本当に頭が下がります。
ここからは、私が実際にやって「これは続く」と確信した5つの仕組みを紹介します。
続くようになった仕組み5つ

朝に頑張るより、前夜に仕組みを作る方が続きます。
① 前夜に弁当箱を出してフタを開けておく
笑われそうですが、これが一番効きました。
夜、食器を片付けるタイミングで、娘の弁当箱をキッチンの作業台に出してフタを開けておく。たったこれだけ。
朝起きて、フタが開いた弁当箱が目に入ると、脳が勝手に「これを埋めればいい」モードになるんです。冷蔵庫を開けるより前に、ゴールが見えている状態。これだけで朝のスタートダッシュが全然違います。
ちなみにうちでは、娘用と小5の息子用(息子は給食ですが、たまに遠足や行事で必要)で、サイズの違う弁当箱を使い分けています。詰めやすさと洗いやすさで弁当箱を選ぶのも、続けるうえでかなり重要です。
② 主菜だけ決めて、副菜は「埋めるもの」と割り切る
最初の頃は「彩りが…」「栄養バランスが…」と考えすぎて疲れました。
今は主菜だけ前夜に決めるようにしています。鶏の照り焼き、豚の生姜焼き、鮭、ハンバーグ。このローテーションを4〜5パターン用意して、前夜の食器洗いのときに「明日は鮭」と決めるだけ。
副菜はもう「隙間を埋めるもの」と割り切っています。作り置きしてある卵焼き、ブロッコリー、きんぴら、ミニトマト。これを順番に詰めていくだけで、それなりに見える弁当になります。
③ 作り置きおかずは「取り出しやすい高さ」に置く
ここ、地味だけど一番大事かもしれません。
作り置きを始めた頃、なんとなく冷蔵庫の奥に積み重ねていたんです。そうすると朝、奥の容器を取り出すために手前のものを全部出して…ってやってる間に時間が溶ける。
今は冷蔵庫の真ん中の棚、目線の高さに作り置き専用ゾーンを作っています。透明な保存容器に統一して、中身が一目でわかるようにする。これだけで「考える時間」がほぼゼロになりました。
容器は同じシリーズで揃えると重ねやすく、洗いやすく、何よりキッチンが散らかりません。これは妻にも好評でした。
④ 冷凍食品と市販品を「使っていいもの」と認める
これは意識改革でした。
「父親が作る弁当=全部手作りじゃないとダメ」と勝手に思い込んでいたんです。でも、それで続かなくなったら本末転倒。
今は冷凍庫に常に冷凍唐揚げ、冷凍ハンバーグ、自然解凍OKの枝豆やひじき煮をストックしています。シリコンカップに冷凍のままポンと入れて、お昼までに自然解凍されるタイプは特にありがたい存在です。
ただし注意点として、自然解凍OKと書かれていない手作り冷凍おかずは、必ず朝に加熱して、しっかり冷ましてから詰めるようにしています。特に夏場は保冷剤と保冷バッグを必ずセット。続けることも大事ですが、安全に食べてもらうことが大前提です。
「冷凍食品を使うと手抜きに見られる」と気にする父親もいると思いますが、毎朝続けることのほうが100倍価値があります。これは断言します。
⑤ 弁当作りの道具を1か所に集める
これも効きました。
以前は、菜箸は引き出し、ラップは別の引き出し、シリコンカップは戸棚、ピックは別の場所…と散らばっていて、朝の動線がぐちゃぐちゃでした。
今は弁当作り専用のカゴを1つ用意して、シリコンカップ、ピック、抗菌シート、おかずカップ、つまようじを全部そこに入れています。カゴごと作業台に出せば、朝の動作が「取りに行く」から「手を伸ばす」に変わる。
これ、地味ですが朝の3分は確実に短縮されます。
妻と娘の反応が変わってきた
仕組み化で続けられるようになって、3ヶ月ほど経った頃でしょうか。
娘が「お父さんの弁当、卵焼き上手くなったね」とポロッと言ってくれたんです。たぶん本人は覚えていない程度のひと言。でも私には大事件でした。
妻からも、「朝、台所が散らかってないのが助かる」と言われました。最初は「弁当作ってあげてる感」を出してしまっていた自分を反省しました。妻が見ていたのは、私が弁当を作る姿そのものより、台所をどう使ってどう片付けるかだったんですよね。
モラハラ夫と言われた過去がある以上、「やってあげてる」が顔に出た瞬間、すべて台無しになる。これも弁当作りを通して学んだことです。
今日からできる3つのアクション
長くなったので、今日からできることを3つだけ。
- 今夜、弁当箱を出してフタを開けて寝る
- 冷凍食品を「使っていいもの」リストに入れる
- 弁当道具を1つのカゴにまとめる
この3つだけでも、明日の朝はかなり変わるはずです。最初から完璧な弁当を目指さず、「毎朝続けられる弁当」をゴールにしてください。
関連記事
弁当作りの時短については、前回こんな記事も書いています。冷凍食品やレトルトを父親目線で選んだので、合わせて読んでみてください。
次回は、私が実際に使ってよかった作り置き容器・シリコンカップ・保冷バッグ・冷凍食品・弁当箱を、父親目線で比較レビューしていく予定です。
「妻の負担を減らしたい」「子どもに弁当を作ってあげたい」と思っている父親仲間の参考になれば嬉しいです。
それでは、また次の記事で。進化系おじさんでした。

コメント